梅雨がいつの間にか明けてしまいました。とても短い梅雨でした。6月中に明けるのは珍しいとのこと。今から水不足が心配されるとのことですが、降っても降らなくてもニュースになります。丁度いいということは殆どないですね。気温と湿度が高いのでかなり汗もかき体力消耗が大きい季節です。体調管理には十分気をつけていきましょう。
気候の変動からか、いかやトビウオ(あご)が獲れなくなっていると聞きました。天然ものの魚は調整することが困難ですから厳しいですね。同じ様に養殖のうなぎも稚魚は天然で年々減少傾向とのことで、うなぎの値段が高騰しています。今年の土用の丑の日の当苑の食事にうなぎの蒲焼を入れるか他の「う」の付くものにするか議論になしました。結果、ご利用者分はうなぎのかば焼きと卵焼きの盛り合わせをご飯の上にのせて丼重に入れる事になりました。食文化や食習慣の伝統も大事な部分がありますが、時代時代で意義を確かめながら形を変えていくことも大事ではないかと思います。
うなぎの蒲焼は大きく関東式と関西式に分かれます。①関東式はうなぎを背開きで1尾を2~3つに切って竹串に刺して素焼き、蒸し、焼きながらたれを付けてを何回か繰り返し色よく仕上げます。②関西式は頭を付けたま腹開きにして切らずに長いまま焼き串を刺して焼きます。そのまま蒸さずにたれをかけて焼き上げます。蒸していないのでうなぎの脂がとろりと残るのがうま味につながるとか。個人的には関西風は食べたことがないので何とも言えません。一度関西式を食べてみたいと思います。
それではまた来月よろしくお願い致します。

新緑が鮮やかな季節に入ったと思ったら、あっという間に梅雨に突入しました。ジメジメした季節は気分も下がり不快指数も上がりますが、紫陽花が咲いたり作物の恵みの雨であることを思うと、無くてはならないものですね。また湿度が急上昇し食中毒予防や食べ物が悪くなりやすい時期ですので様々な注意と工夫が必要です。汗をかくことが多くなりますので水分補給をこまめにしていきたいと思います。
しし唐辛子のししは獅子なのか?狛犬なのか?ライオンなのか?イノシシなのか?獅子の頭に似ているのでしし唐(頭)と呼ばれるとの話がありました。でも細長い頭の獅子がいるのでしょうか?他に理解の仕方があるとすれば教えて頂きたいと思います。
古く江戸時代に中国から伝わったとか、元々日本にそれらしいものがあったとか様々な説があります。
唐辛子の中でも辛みのないものが「ししとう」と呼ばれています。時々辛いものが混じるのは明確な原因は不明の様です。元は辛い唐辛子の中に辛くないものができてそれを栽培して「ししとう」となったとのこと。花が咲いた時に辛いものの花粉が混じると辛くなると聞いたことがあります。とにかく何本かに1本は辛いものがあると思っていた方がよいともいます。
栄養はビタミンC、ビタミンB6、カロチン、カプサイシンなどが多いです。一年中ありますが丁度今6~8月が旬です。主な生産地は高知、茨木、千葉とのとです。
油との相性がよいので揚げ物、炒め物にされる場合が多いです。揚げる場合は破裂しないように穴を開けたり切り込みを入れたりします。焼きししとうもありますね。
それではまた来月よろしくお願い致します。

月日の経つのは早いものでもう5月の黄金週間となりました。きれいな空気を吸いに郊外の方に出かけるのもよいのではないでしょうか。緑の葉が一雨ごとに元気に色鮮やかになってきている様に感じます。新緑の景色とその空気を吸いながら青空を見上げて昼寝するのもいいのでは?と想像しています。少しでも歩く、外に出る、人と会うなどは健康によいと思います。個人的には最近、万歩計を買い替えたので少しでも数字が増えるとささやかな喜びがあります。
当苑の食事サービスの委託会社が4月から替わったこともあり、今まで提供されたことがなかった魚が献立に入っています。シイラ、黒むつ、バンガシウスなどが仲間入りしました。モウカザメも献立の中ではモーカと書かれています。
モウカザメは4月位~旬となっていますが、冷凍切り身の為1年中美味しく食べられます。時々スーパーなどにも売られています。またの名前はネズミザメといい深さ600~650mの海に住んでいるとのこと。体長は3m位までになるとのことで、かなり大きい魚です。
フライ、煮付け、つけ焼き、ムニエルやソテーなど食べ方は様々あります。個人的には生姜を効かせてしょう油味で煮付けて食べるのが美味しいと思います。みそ煮もいいですね。みそ煮の場合豆板醤など辛みが少し入っても美味しいのではないでしょうか?食感はややもちもち感があります。身にやや臭みがあるので揚げ物や煮物が美味しいのではないでしょうか?
それではまた来月よろしくお願い致します。

今年は暖かになるのが早いです。桜はソメイヨシノはもう散ってしまい葉桜になってしまいました。今は八重桜がきれいな見頃ですね。そして花粉症の時期でもあり、鼻声の方をよく見かけます。また暖かくなったと思ったら冷えてくるなど気温差もあり風邪気味の方も見かけます。健康には十分注意しましょう。とにかく油断は禁物、規則正しい生活を心がけていきたいものです。
春の香りの山菜はこの時期限定ですから機会があれば様々味わっていきたいものです。子供の頃はフキノトウなどは食べる気がしなく、田舎では食べている人はいませんでした。最近食べましたが苦味に春を感じました。
「のびる」は英語ではred garlic、漢字では野蒜です。ネギ、ニンニク、ニラと同じユリ科です。全国の土手や田の近くに自生するとあります。確かに田んぼや土手など比較的に土の軟らかい所に生えている印象があります。
生のまま、てんぷら、汁の実、煮びたし、ゆでておひたし、和え物などとあります。私はゆでて酢みそで食べる以外の食べ方をしたことがありません。今年は生やてんぷらにして食べてみようと思います。
煎じて飲むと補血、安眠によい、すりおろしたものは虫刺され、打撲傷に効果があるとされています。
根の方のラッキョウ状の白い部分は鱗茎といい、小さいものから大きいものもありますが、小さいものは年々大きくなっていくそうなのでなるべく大きいものを掘り出した方がよいです。
それではまた来月よろしくお願い致します。

先週かその前位から梅の花がきれいに咲いてきました。梅の花は桜より長持ちする様な気がしますが、本当はどうなんでしょうか?
暖かい日が幾日かあったり、またやや寒くなったりの繰り返しで春になるといいます。まさに今がその時期なんですね。今年は雪がたくさん降って積もったことが1回ありましたが、今年はこれきりにして欲しいと願っています。当苑では今年は感染症の広がりやご利用者の感染もあまり聞かずにここまできました。このまま完全な春に突入したいです。健康が何よりも一番だと思います。
今回は食品ではなく「ビタミンB1」です。化学名はチアミンまたサイアミンと呼ばれます。名前の通りビタミンB群の中で最初に発見されたので1となっています。2番目、3番目となりますが、ビタミンB3とかB4など聞いたことがありません。最初はあった様ですがそれほど重要でないか後でビタミンでない事がわかったものが抜けていったと思います。
熱、紫外線に弱く、水に溶けやすいので野菜など茹でた場合は30%以上の損失率となっています。
働きとしては糖質の分解、燃焼の働きを助けます。甘いものや主食ものなど炭水化物の摂取が多い場合は燃焼を助けてくれます。またアルコール分解の代謝を助ける働きもあるとのことです。
多く含まれる食品は豚肉、ブロッコリー、レバー、うなぎ、カレイ、ごま、玄米などです。
不足すると、疲れやすい、イライラするなどがあります。その場合豚肉やブロッコリーの料理で気分転換できるかもしれません。
それではまた来月よろしくお願い致します。

寒い日が続いています。今年の寒さは結構長いですね。昨年は雪が積もることは一度もなく過ごした様に記憶しています。今年はすでに大雪がありました。これが今年最後の大雪であって欲しいと思います。乾燥と寒さが続きますので体調の管理には十分気を付けていきましょう。
2月3日は節分です。当苑では施設内で豆まきをします。まくのは炒った大豆ではなく殻付のピーナッツです。まいた後食べられるからと十何年前からピーナッツにしていますが、実際はまいたものはそのまま捨てています。一応鬼も出ます。職員が鬼のお面を付けて各階を回ります。昼食は太巻きといなり寿司です。この組み合わせは助六と呼ばれます。何年か前からこの時期の太巻きのことを恵方巻きと呼ぶようになりました。多分コンビニエンスストアの宣伝の効果があった為と思います。今年の恵方は「南南東」だそうです。各階の食堂には毎年恵方と呼ばれている方角に目じるしの紙を参考に貼っています。そしておやつは甘納豆です。
甘納豆の始まりはそれほど古くなく江戸時代後半の様です。飴で有名な「榮太郎」が発案したとのことです。甘納豆は小豆、いんげん豆、そら豆などを甘く煮て砂糖蜜に漬ける工程を繰り返し作るとのこと、外側に砂糖を付けるもの、やわらかいまま仕上げたぬれ甘納豆などがあります。
当苑のおやつには3~4種類の甘納豆が混合されたものを提供する予定です。
余談ですがこの時期、甘納豆ではありませんが思い出されるのが「でん六豆」です。ピーナッツのまわりに硬くて甘い緑色のコーティングがされています。50年以上前からあると思います。これを節分の炒り大豆と一緒に混ぜて食べるととても美味しいです。お試しください。
それではまた来月よろしくお願い致します。

本年最初となりました。何卒よろしくお願い致します。楽しみにしていた正月気分はあっという間に過ぎてしまいました。つい飲み過ぎ食べ過ぎになってしまう年末年始です。健康管理をなお一層心がけていきたいと思います。またインフルエンザが現在流行とのこと。空気の乾燥がかなり強くなっています。そして今年は日本海側や北の方は大雪になっているとのこと。昨年の様に東京は積雪なしで過ごせたらと願います。また寒さからか風邪をひいている方、喉を傷めている方が多い様に思います。マスクや湿度管理など工夫して予防していきましょう。
正月の松飾などは7日に外して小正月で燃やして、その炎でもちを焼いて食べると1年間健康でいられるなどと子供の頃聞いたことがあります。鏡もちも7日に下げたり11日迄置いて、おしるこにして食べたりします。11日は鏡開きですね。当苑でもおやつはおしるこにしています。餅や白玉を入れるとかなり警戒しなければならない為、つぶあんの汁に極小5㎜位のやわらか白玉を入れて提供しています。
しることぜんざいは似ていてどこがどう違うのかはっきりしません。色々なとらえ方があるようで、①関東ではしるこ、関西ではぜんざい ②こしあんで作るのがおしるこ、つぶあんがぜんざい ③汁気が多いのがしるこ、汁気が少なくあんこが多いのがぜんざい等様々ある様です。
しるこは江戸時代中期~末期で食べられる様になったとのこと。こしあんを用いたものを「御膳汁粉」、つぶあんを用いたものを「田舎汁粉」というそうです。
他に砂糖を入れないであずきを塩だけで煮たもの、冷して食べる冷やし汁粉、もなかの皮に入った即席汁粉の懐中汁粉、沖縄のしるこは小豆味のかき氷の様なもの等々あります。
疲れた時には甘いもの、冷えた体と心には温かいおしるこが幸せにしてくれる時があります。
それではまた来月よろしくお願い致します。